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ひとくちに「医療機器メーカーの営業」といっても、手術に立ち会う仕事かどうかは、扱う製品の種類によって大きく異なります。立ち合いが日常的に発生する会社もあれば、一切立ち会わずに医療現場を支えている会社もあります。
このページでは、手術立ち合いとはどのような仕事なのかをまず整理した上で、製品カテゴリーによる仕事スタイルの違い、そして立ち合いなしで医療現場に深く関わる会社の働き方まで、順を追って説明します。

医療機器メーカーの営業は手術に立ち会うの?

「医療機器の営業=手術に立ち会う仕事」というイメージを持っている方もいますが、これは正確ではありません。手術への立ち合いが発生するかどうかは、その会社が扱う医療機器の種類によって決まります。まずは「手術立ち合い」という業務の実態と、どのような製品で発生し易いかを理解しておきましょう。

「手術立ち合い」とは何をする仕事か

手術立ち合いとは、医療機器メーカーの営業担当者が実際の手術室に入り、自社製品の適正使用・安全使用のために、医療スタッフへ情報提供や使用方法の説明、機器の作動確認などを行う業務のことです。
手術の時間はあらかじめ正確に読むことが難しく、予定より大幅に長引くケースもあります。長時間にわたって手術室内で立ちっぱなしになることも珍しくなく、終わり時間が見えない中で集中力を保ち続ける必要があります。

立ち合いが必要になる医療機器の種類

手術への立ち合いが発生し易いのは、「治療系医療機器」を扱う場合です。治療系医療機器とは、カテーテル・インプラント・ステント・人工関節など、患者の体に直接作用し治療結果を左右する機器のことを指します。これらは手術そのものの場面で使用されるため、机上でのレクチャーだけでなく、術中の立ち合いが求められるケースが多くなります。

一方、心電計・生体情報モニタ・超音波診断装置・MRI・CTスキャンといった「診断・検査系医療機器」は、手術室に持ち込まれる場面がないものもあります。これらは診断や経過観察、日常的なモニタリングに使われる機器であるため、医療スタッフへの操作レクチャーや定期点検、アフターフォローが中心の仕事になります。

つまり、医療機器メーカーの営業として手術に立ち会うかどうかは、「どの会社の、どの製品を担当するか」によって決まるのです。

手術立ち合いの「実態」
やりがいと大変さの両面

手術立ち合いを含む仕事を選ぶかどうかは、就職先を決める重要な判断材料のひとつです。後から「こんな仕事だとは思わなかった」とならないよう、やりがいと大変さの両面をフラットに把握しておくことが大切です。

手術立ち合いならではのやりがい

手術に立ち会う仕事の最大のやりがいは、自分の関わった製品が患者に直接役立つ瞬間を目の当たりにできる点です。

手術室という特殊な環境で医師と密接に関わることで、医療の専門家から直接信頼を得られる関係性が築かれることもあります。命に向き合う緊張感の中で自分の役割を果たすことに、強い使命感とやりがいを感じられる方にとっては非常に魅力的な仕事です。

大変さとして挙げられること

一方で、手術立ち合いを伴う仕事の大変さは、複数の観点から語られています。まず、手術は時間が読めないため、スケジュール管理が非常に難しくなります。

また、手術の緊急対応に備えて夜間や休日にも呼び出される可能性があり、プライベートの時間が制約されることがあります。常に「いつ連絡が来てもいい状態」でいることへの精神的な緊張感が続くことも、きつさのひとつとして挙げられています。

更に、患者の命に直接影響を与える環境での仕事は、責任の重さがそのままプレッシャーになります。

立ち合いが「ない」医療機器メーカーの営業スタイルとは

手術の立ち合いがないからといって、医療現場に関わらない仕事というわけではありません。扱う製品が診断・検査・モニタリング領域であれば、手術室に入らずとも医療従事者と深く連携し、患者の健康を支える仕事が成り立ちます。

診断・検査機器メーカーの仕事内容

診断・検査系医療機器を扱う営業担当者の仕事は、医師・看護師・検査技師などへの製品提案から始まります。各医療機関のニーズや予算に合わせて最適な機器を提案し、導入後は操作方法のレクチャーや定期点検、不具合時の対応など、長期的なアフターフォローを行います。

取引先はクリニックから大学病院まで多岐にわたり、医師だけでなく病院の経営層や購買担当者と交渉する場面もあります。手術室に入ることはなくても、医療機関の日常を支える重要なパートナーとして、現場の医療スタッフと深い信頼関係を築いていく仕事です。

また、在宅医療向けの機器を扱う場合は、患者本人や介護する家族に対して機器の使い方を丁寧にレクチャーすることもあります。高齢者に分かり易く説明する力や、不安を取り除くコミュニケーション能力も求められます。医療従事者だけでなく、患者やその家族にも直接関わることができるのが、この領域の仕事ならではの特徴です。

手術前の「レクチャー」という関わり方

診断・モニタリング系の機器であっても、手術や処置の前後に医療スタッフへ機器の使い方を説明する「レクチャー」という形で現場に関わることがあります。これは手術室への立ち入りとは異なりますが、医療現場の質を支える上で重要な役割です。

たとえば、手術中や術後に患者の状態を監視するモニタリング機器の使い方を、事前に担当の看護師や医療技師に説明するケースがこれにあたります。正しい操作が患者の安全に直結するため、レクチャーの精度と丁寧さが医療スタッフからの信頼に繋がります。

「手術室に入る」という直接的な立ち合いではなくても、医療の質を支えるための専門的な関わりは十分に存在します。現場を「外から」ではなく「隣」で支えるイメージです。この仕事スタイルのほうが自分に合っていると感じる方も多くいます。

フクダ電子の場合
手術立ち合いなしで医療現場に深く関わる

1939年創業、国産初の心電計を開発したフクダ電子は、心臓循環器系を中心に幅広い医療機器を手がける総合医療機器メーカーです。フクダ電子の営業職では、手術への立ち合いは行っていません。ここでは、その理由と、立ち合いがなくても医療現場と深く関われる働き方について詳しく説明します。

フクダ電子が扱う機器と、なぜ立ち合いが不要なのか

フクダ電子が主に扱うのは、心電計・生体情報モニタ・AED・電子カルテをはじめとする診断・検査・モニタリング領域の医療機器で、基本的には立ち合いはせず、手術前のレクチャーなどを行っています。

働き方への影響——オン・オフのメリハリがつき易い

手術時間に縛られないことは、日々の働き方にも大きく影響します。手術立ち合いが発生しないため、訪問スケジュールの見通しが立て易く、業務の計画が組み易いという特徴があります。

フクダ電子で働く現職社員へのアンケートでも、夜間の緊急呼び出しについて「ほぼなし」「夜間は1年に1回程度」といった回答が多く寄せられています。24時間対応の当番制はありますが、頻繁に呼び出されるわけではなく、プライベートの時間を大切にしながら長く働き易い環境が整っています。

  • 「平日の通常業務時間外の呼び出しは極端に少ない。多くても週に1~2回」(入社6年目・フクダ電子販売)
  • 「ほぼなし」(入社2年目・フクダ電子販売)
  • 「平日は0〜1回あるかないか」(入社3年目・フクダライフテック)
  • 「夜間は1年に1回程度」(入社5年目・フクダ電子販売)

地元で腰を据えて働きたい、家族との時間を大切にしながらキャリアを積みたいと考えている方にとって、スケジュールの安定性は重要なポイント。
医療という社会貢献度の高い仕事に携わりながら、生活リズムを保ち易い環境を求めるなら、フクダ電子の働き方は有力な選択肢になるでしょう。

メディア
監修
フクダ電子株式会社
メディア監修:フクダ電子株式会社
引用元:フクダ電子株式会社公式サイト
(https://www.fukuda.co.jp/)
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創業85年の信頼と歴史のある企業

1939年創業のフクダ電子は、国産初の心電計を開発した総合医療機器メーカーです。ルーツである心臓循環器系の領域を強みに、病院やクリニックで使用される医療機器だけでなく、在宅用医療機器や医療情報システム、電子カルテ、消耗品など幅広い領域で、人々の健康とQOL(Quality of Life:生活の質)の向上に貢献している企業です。

※参照元:フクダ電子公式サイト(https://www.fukuda.co.jp/company/history/
「立ち合いがない=医療に近くない」ではない

手術への立ち合いがあるかないかは、仕事の「良し悪し」ではなく「スタイルの違い」です。どちらが正解ということはなく、自分がどのような形で医療に関わりたいか、どのような働き方を大切にしたいかによって、向いている会社は変わります。

自分がどのスタイルで仕事をしていきたいかを考え、そのスタイルに合った会社選びが重要です。